NLP

二元論と全体性のパラドックス|〜そんな自分もいいじゃない?〜

「二元論」という言葉を聴いたことがありますか?

 物事は、相反する2つの原理や要素から構成されているという考えるで、例えば「善と悪」や「精神と物体」などのように、世界をある基準で二分割すること。

そこから、波及して「〇〇であるべき」とか「〇〇しなきゃ」というある価値観に縛られた考え方にも「二元論的思考」などと使ったりします

 

一方、この世界は、一つのエネルギーが、いろんな形としてあらわれていて、全ては完全につながっているという考え方が「非二元論(ノン・デュアリティ)」と言ったり、その世界観を「全体性」と読んだりします。

仏教などの東洋思想はこの「全体性」の考えに近いと言えるでしょう。

 

今回は、この「全体性」のパラドックスの話。

 

僕がワークショップなどで使っている「U理論」や様々な手法でも、まずは、この「○○であるべき」という価値観の執着を手放すことを重要視しています。

今までのパターンを乗り越えるためにも、これは必要なこと。

でも、時々、乗り越えたようでいて、また新たな二元論に陥っているケースをよく見かけます。

それは、「二元論」は良くなくて、「全体性の世界」こそいいものだという考え…

 

もうお気づきでしょうか?

二元論」を否定することは、世界を「二元論」と「非二元論」という2つに分けているのです。

我々のようなファシリテーターやコーチでも……

良かれと想う事がまた新たな断絶を創り出す。

皮肉ですね。

二元論も「〇〇でなきゃ」という自分も是非、受け容れてみてください。
いつもイライラしてしまう自分、上手くできない自分も自分の一部です。

 

そこには、自分でも気づいていない「肯定的意図」があったりします。

 

そこに断絶を作らず、「しょうがねえな〜」と言いながら、受け容れてみて下さい。

 

真の「全体性」はあなたの中にあるはずです。

 

そこから始めまてみませんか?

6/10(土)~11(日)レジリエンスジャーニーを開催します!

https://www.facebook.com/events/1872201473052761/

自分をちょっと好きになるそんなワークショップです。

そのふり返り、どこをふり返っていますか?前のページ

間を診る医療〜そとか(外科)医の独り言〜次のページ

関連記事

  1. NLP

    新しい組織形態から学ぶこと〜組織と人類の進化〜

    週末2日間、ホラクラシーとエンコードという、従来の階層構造組織でない新…

  2. U理論

    君の素敵な所は……宝物を見つけに行きませんか?

    最近、「U理論」の第2版の日本語版が出版されました。僕…

  3. NLP

    あなたは、人を信じられますか?

    あなたは、他者の事を100%信頼できますか?…

  4. NLP

    楽になるわけじゃない?〜波に乗ることを楽しむ〜

    自己内省を高めたり、自己の在り方に触れたりする講座に接していると、よく…

  5. NLP

    意図は練るけど手法はあずける

    「意図練り」って言葉聞いたことありますか?「意図あ…

  6. NLP

    なぜ、哲学でなく哲学史を学ぶのか?〜人類数千年のパターンを超えるために〜

    学生の頃、歴史はあまり好きでありませんでした。何か、ただの暗記…

  1. NLP

    あなたは、人を信じられますか?
  2. ワークショップ・講座

    あなたが世界に何をするか? でなく、世界があなたする
  3. NLP

    ナスルディンの鍵〜あなたの鍵はどこにありますか?〜
  4. ワークショップ・講座

    あなたは、自分の人生の波を乗りこなせていますか?
  5. 教育

    知らず知らずに判断していること~「私」を手放す
PAGE TOP