NLP

なぜ、世の中は変わらないのか?

 

今週末、マルチステークホルダー・ダイアログという対話の場を開催します。

今回は、医療・原発・教育・経済・組織と様々なテーマについて対話を行います。

 

先日、仲間とのミーティングの中で、出た言葉。

 

「今、様々な人が社会の世界の地球の問題を解決しようと、様々な取り組みをしている。
もう少しでブレークスルーが生まれそうな感じ。」

 

この「もう少し」について。

 

これだけの人が取り組んでいると言う事からも解るように、今の世界の課題は、複雑さを増し、とても解決が難しい。

そして、実は、この課題は、人類がずっと繰り返してきたパターンでもあります。

 

結局、同じ事を繰り返しているだけ。

何も変わらない。

 

なぜ?……

 

変わらないのには、変わらない肯定的意図が存在します。

 

それは、個人が変わらないのと同じ。

変わるのが怖いから。

 

誰かが、なにかを主張すれば(例えば原発反対)、その揺さぶりを揺り戻すように誰かが、「そのデーターは嘘。こんな見方もある」という事を言ったりします。

それだけ、変化というのは難しかったりします。

 

では、どうしたらいいのか?

理想の未来を思い描くとき皆さんはどうしますか?

「こうなったら、いいな〜」と思ったりしてませんか?

じつは、この思考は、理想の未来出現を阻んだりします。

どういうことかって?

 

皆さんの無意識は、「こうなったらいいな」を皆さんが繰り返すほど、

「この人は、そういう願いをいつまでも持ち続けたいんだな」と解釈します。

そして、それを維持するために、実現はさせません。

 

なぜかって?

理想が実現してしまったら「こうなったらいいな」がなくなってしまうから。

 

これが、組織や地球規模でも働きます。

 

「こうなったらいいいな〜」と思うと、それを維持するために抵抗勢力が出現したりします。

 

これが願望の集団的無意識が創り出す現実です。

 

では、どうしたらいいのか?

 

「もう、理想の未来は実現している。」と強く、(具体的に体感覚も含めて)意図することです。

 

そうした途端に、集団的無意識は、理想の未来出現のために間を埋め始めます。

そのために、必要な手法やリソースがおのずと集まって来ます。

これが、「もう少し」を突破するパラダイムだと信じています。

今、地球が抱えている課題は、過去からの積み重ねの延長では、絶対に解決できない。

だから、パラダイムの変換が必要になります。

 

7/1~2のマルチステークホルダー・ダイアログでは、この新しいパラダイムへのチャレンジでもあります。

もう、理想の未来は実現しています。

あとは、思い出すだけです。

 

2017年7月1日(土)〜2日(日)マルチステークホルダーダイアログ開催

https://www.facebook.com/events/1987055204856962/(イベントページ)

 

 

 

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