先日、3枚目の名刺を発注しました。
現在、僕は2枚の名刺を使っています。
1枚は外科医としての、もう1枚は、仲間と立ち上げている対話の場をつくる社団法人の名刺。
そして、3枚目。
でも、転職したわけでも、仕事が増えたわけでもありません。
なぜ?
肩書きが増えたから…
正確に言うと、その肩書きを表明することにしたから
僕がよくワークショップでも活用させて頂く絵本ヨシタケシンスケさんの「ぼくのニセモノをつくるには」という絵本があります。
これは、主人公の男の子が自分のコピーロボットを作るために、自分の特徴を教えていくという物語。
そして、自分の肩書きがあまりに多いことに気づく…
あなたも、書き切れない肩書き、言い換えればアイデンティティーを持っています。
(ときに、そのアイデンティティーに縛られたりするんだけど、その事については、また後日書きますね)
例えば、仕事では〇〇会社の△△課長とか、
家では夫や妻、お父さん、お母さん、○○家の△男、
町内会では、〇〇係だったり、
行きつけの飲み屋さんでは愚痴を聞く係だったりとか…
目に見える肩書きから、そうでないものまで、何千か何万かそれ以上か、それら全部ひっくるめて自分が構成されている。
それらが、全部一致する人なんていない。
今回、発注した名刺の肩書きは「自分が何者で何をしていく人なのか?」というもの。
表向きは、コーチングとか講座をやっていくための名刺なのだけど、
名前の上につけた肩書きは「自分が何者で何をなしていくのか?」といういわば決意表明のようなもの。
〇〇会社△△課長のような肩書きでないので、当然、この名刺をもらった人は、「この肩書きは何?」と疑問に持つでしょう。
そして、こう聞きます。
「何をやられている方なんですか?」
そこから、話を始められたらいいな〜と。
これから、お逢いする方、是非、もらってやって下さい。
そこから話を始めましょう。