演出家でフェルデンクライス・メソッドの指導者である安井武さんの言葉です。
「癖(くせ)と個性を取り違えて、癖で勝負する例は小劇場演技だけでなく、新劇場演技の中にも数々見受けられます。癖と個性は別物であり、癖を軽減することなしには個性は輝くことが出来ません。癖はゆがんだ自然であり、不自然なもののことだとも言えます。
ゆがんだ自然を正し、自然を再発見することで、はじめてその人の自然、すなわち個性が姿を表すことになります。」
これは、演技について述べたものですが、我々の日々の生活、人生にも当てはまります。
よく「ありのままの私でいいんだ。」という「ありのまま」、それって、単なる今までのパターン(癖)では、ないですか?
癖は、真実のあなたではありません。
事実を歪曲し作り上げた妄想です。
それをあなたの個性と勘違いしていませんか?
あなたの個性はそんなものじゃないはず。
あなたが、今まで繰り返した癖に気づき、そこと向き合ったとき、はじめてその深層にある個性が光輝きます。
「ありのまま」を癖と向き合わないための言い訳にしないでください。
もっと素敵な個性が輝くはずだから。
いよいよ来月からスタートする「レジリエンス・マスター養成講座アドバンス」では、あなたが今まで繰り返してきたパターン(癖)に気づき、そして、それを超えてあなたの個性である「天命(魂の目的)」を明らかにしていきます。
ぜひ、あなたの「ありのまま」を輝かせる人生を選択してください。
あなたは、これからも癖を繰り返しますか?
それとも個性を輝かせますか?
「第2期レジリエンス・マスター養成講座」は10月より開講です。
(ベーシック未受講でも安心して受講できます。)