皆さんには、偶然では、片付けられない何か運命のような出逢いってありませんか?
今日は、そんな話を。
今回、7/1~2にマルチステークホルダー・ダイアログという対話の場を開催します。
全国各地で開催してきましたが、今回は、第1回を開催させて頂いた本郷に戻ります。
この場所は、僕にとって特別な場所で自身のワークショップを開催するときもホームグラウンドとさせて頂いています。
ここは、もともと企業のショールームなのですが、おしゃれなだけでなく、気の流れ(湯島天神の近くで、もともと徳川綱吉の領地出逢ったと聞いています)が素晴らしいんです。
この場所との出逢いは4〜5年前にさかのぼります。
たまたま、僕は別のシミュレーショントレーニングのインストラクターとして、初めてこの会場訪れました。
その時、自身のワークショップの会場を探していた僕にとって、この場所はイメージぴったりだったのです。
そして、その時、会場のお世話をしてくれたのが、この企業に勤めていたMさんでした。
この出逢いこそが、今に繋がっています。
さっそく、僕は、Mさんに「こんなワークショップを考えていて、ここで開催させてほしい」という旨を伝えました。
二つ返事でOKしてくださり、自身のワークショップを開催しました。
ワークショップには、たくさんの方が来て下さり、素敵な場になりました。
終了後、僕はMさんにお礼を言おうと歩みよると、Mさんのほうから、
「ありがとうございました。」と。
そして、
「場所は、そこに集う人が育ててくれます。今回は、こんな素晴らしい人が集って頂きました。これで、この場も育っていってくれると思います。」
こんな素晴らしい場所をお貸し頂いてこちらからお礼を言いたいのに、
僕は、あまりのことに涙をこらえるのが精一杯でした。
その後、Mさんは、会社をお辞めになり、一から農業や食について勉強され、今、無農薬の美味しい野菜を作られています。
そして、Mさんは、社長さんや後任のHさんにも紹介していただき、そのご縁は続いています。
僕は、最近思うことがあります。
人が、集まって話し、そこに繋がりが生まれる。
一緒にやっている仲間に言われます。
「ひろさんは、人が集まって話すだけで、全てが解決すると思っているよね。」
その通りです。
それ以上の方法を僕は知らないし、僕は、世界中の誰よりも「人が集って、ただ話す」ということの可能性に惹かれているかもと。
今回のマルチステークホルダー・ダイアログは偶然にも記念すべき10回目。
今回は、医療だけでなく、原発・教育・経済・組織など様々なテーマについてリソースパーソンをお招きして、対話を紡いでいきます。
この場所で、また「ありえないつながり」がいくつも生まれるでしょう。
あなたは、今日、誰と出逢い、話しますか?
2017年7月1日(土)〜2日(日)マルチステークホルダーダイアログ開催
https://www.facebook.com/events/1987055204856962/(イベントページ)