個人向けのセッションなどを行っていると、よく聴く言葉。
「こうやって、私ひとりだけ変わっても、うちの組織は…」
そもそも、「組織は変われるのか?」
こういった疑問をお持ちの方もいるかと思います。
さきほどの質問「私ひとりだけ変わっても…」の質問をする方にお答えする言葉があります。
「では、あなたは変われましたか?」
そうすると、
「変われないと思ってたけど、変われた。」
その後、しばらくして多くの方がこう言い換えます。
「変わったというより、本来の自分を思い出したような気がする。すごく楽になった。」
ここで、組織の話に戻します。
では、「組織は変われない」と思っている方とそうで無い方、その違いはなんでしょうか?
そこには、こんな違いがあります。
「組織は変われない」と思っている方に共通しているのは、組織を「個人の集合体」と捉えているということです。
一方、「組織は変われる」と思っている方は、共通して組織を「ひとつの生命体」まるで、〇〇会社という名前の人間のように捉えています。
組織には、独特の空気感があります。
その会社に一歩踏み入れただけで、重い雰囲気を感じたり、心が軽くなったり…
これは、個人の集合体という捉え方では、説明出来ません。
例えば、あなたは家庭の顔と職場での顔同じですか?
そうでは無い方が多いかと思います。
同じ仕事でも、職場が変われば、また変化したりします。
これが、組織という生命体の作り出すもの。
では、組織を変えるには、どうしたらいいか?
「変える必要はありません。本来持っている姿を思い出すだけです。」
生まれたばかりの赤ん坊が全ての可能性に満ちあふれているように、組織も生まれた時(起業したとき)は、可能性に満ちあふれています。
そして、様々な経験の中で、固定概念をつくり、世界を歪曲し、組織内の葛藤を作ります。
これは、個人とまったく同じ。
組織を愛おしいひとつの生命体と捉えると…
実は、殆どの個人ワークが、組織そのものに応用可能です。
6/10(土)〜11(日)に開催するレジリエンスジャーニーでは、要望の多い
「組織ごとUを潜る手法」即ち、様々な個人ワークを組織に応用させる方法をお伝えします。
たくさんの方とお逢いできるのを楽しみにしています。
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