先日、とあるワークショップに参加した時の一コマ。
2人一組でインタビューするのですが、そのときのルールが聴き手はいわゆる5W1Hで質問をしていく。
ただし、Why?は使わないように!というものでした。
じつは、このWhy?という疑問視、問題を掘り下げていくときなど便利なのですが、ちょっと曲者でもあります。
発展途上国の対話の場をサポートする手法でも、ファシリテーターは、Why?を使わないというルールがあったりします。
なぜか?(Why?)
じつは、このWhy?という疑問視、パワフルな反面、その人の思考・とくに信念に働き変えるため、視野を限局化してしまうことがあります。
それが、事実かどうかは別として。
とくに対話の最初に頻回に使うと、話は拡がらずに、お互いの信念の見本市となってしまいます。
でも、「なぜ?」ってききたい場面ありますよね?
そんな時はどうするのか?
What?を使います?
どうやって?
「なぜ、あなたはそうしたのですか?」でなく、
「あなたにその行動を取らせたのは何(What?)ですか?」
という感じ。
動機を外在化するのです。
じつは、動機や信念もその人の本質ではありません。
でも、そのパターンを繰り返していくと、いつのまにかその信念は自分そのものと誤解していきます。
そこで、対立が生まれるのです。
なぜか?
信念を否定される=自分そのものを否定される になるから。
そこで、What?
こうすることで、信念を含めた思考は、その人を切り離されます。
その行動を起こしたのは、あなた自身でなく、あなたの思考がそうさせた。
そうすることで、自己呪縛から自由になり、気づきが生まれるのです。
是非、Why?のかわりにWhat?を使って見て下さい。
新しい気づきが生まれるはずです。
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