サイレンスアニメ『Alike』に目がとまりました。
切なくて、涙が…
坊やの小さなカバンに、ありったけの教材を詰め込むパパ。
カバンはとっても重たいけれど、坊やは大好きなパパと一緒に学校へ向かいます。
ある日の通学路で、坊やはバイオリニストを目にします。
見たことのない楽器と、初めて聴く音色に興味津々。
坊やは目を輝かせて、誰も見向きもしないバイオリニストに近づきます。
でも…
「ほら、寄り道していないで学校に行くよ」とでも言わんばかり。
パパは、重たいカバンを坊やに差し出しました。
授業中も、今朝見たバイオリニストのことで頭がいっぱい。
「先生、見て。きょうの朝、ぼくとってもすてきなものを見つけたんだ!」
いいからアルファベットを書きなさい。
先生はそう諭すかのように、白紙のプリントを坊やの前に差し出します。
坊やが学校に行っている間、パパは仕事。自分の心をなくすかのように、淡々と目の前の業務に打ち込む毎日です。
仕事をしている間の体の色は、心のなかを表すかのように色褪せていきます。
学校が終わった坊やを迎えに行ったとき、ようやくパパは自分を取り戻したような気持ちになり、鮮やかな色を取り戻します。
続きは……
このサイレンスムービーは、「教育」がテーマですが、
こういう見方もできます。
我々大人は、自分達がありのままのリソースを発揮することなく、疲弊し、その欠損を埋める事に子供を利用してないだろうか?
もちろん、子供の存在は、最大のエネルギー源です。
でも、僕たちの存在は、子供達の最大のエネルギー源になっていますか?
仕事やしがらみでエネルギーを搾取され、
いつの間にか大切な人からエネルギーを搾取する存在になっていませんか?
まずは、あなたが輝いて下さい。
まずは、あなたが、生まれながらに持っているリソースを輝かせること
あなた自身があなたの人生のマスターになること
それが、搾取でない循環の世界を創ります。
あなたが、エネルギーを伝えたい相手は誰ですか?
あなたの生まれながらに持っているリソースを見つけませんか?
6/10(土)〜11(日)レジリエンス・ジャーニー〜ナスルディンの鍵を探す〜開催