先週末、定期開催しているレジリエンス・ジャーニーというワークショップを開催しました。
このワークショップでは、ジョセフ・キャンベルの「英雄の旅」から、ヒントを得て、人々がそれぞれの魂の目的をかなえるためのジャーニーをサポートするものです。
「英雄の旅」は、ジョセフ・キャンベルが多くの神話や物語、言い伝えを研究し、共通するパターンを見出したものです。
ハリウッドの映画などは、殆どがこの「英雄の旅」を下敷きに作られているとされ、「スターウォーズ」などは、その典型です。
我々ひとりひとりもそれぞれの「英雄の旅」を生きています。
今回は、ジャーニーを歩むための自身のしなやかな軸をつくるためのセンタリング。
そして、旅の途中で、迷ったときに役立つ無意識との繋がり方をワークを通じて学んで頂きました。(このあたりについては、、また後日ブログにアップしますね)
そして、このジャーニーのハイライトは、デーモン(ドラゴン)との統合。
「スターウォーズ」で」言えば、ダースベーダーとの闘いになります。
では、なぜこれが「統合」なのか?
じつは、このデーモン(ドラゴン)は、自己のメンタルモデルの投影とされます。
その投影にいくら刀を振り回しても、勝てるわけがありません。
その敵は、自己の中にいるのだから。
だから、ここでは、闘いに勝利するのでなく、統合が必要なのです。
そのために必要なこと。
それは、一見敵に見えるこのパートにも、深層には、肯定的意図があります。
(安全を守るために、変化させないようにしたりとか)
その肯定的に意図に気づく事がとても重要。
そして、それを受け容れ、統合するのです。
その統合には、いくつもの方法があるのですが、
今回、使ったのは、
そもそもこのデーモンが自己だったとしたら、自己とデーモンが別れる前に時間をさかのぼるという方法です。
そして、このデーモンにあたるメンタルモデルは、時間をさかのぼると大体3~5歳の幼少体験にきっかけがあります。
でも、時には、自己のメンタルモデルでなく、その家系のメンタルモデルを引き継ぐことも多いのです。
「スターウォーズ」を思い出して下さい。
デーモンにあたるダースベーダーはルークの父親でした。
これは、ルークの父親に対するメンタルモデルであると同時に、父親が持っていたメンタルモデルを引き継いでいる象徴とも言えます。
この場合、どうするのか?
そのメンタルモデルが出来た世代まで時間をさかのぼればいいのです。
そして、そこにリソースを注入する。
そんな魔法みたいなこと…
できます。
もし、そのままだと…
いままでそのメンタルモデルを保存してきたように、それは次世代へ引き継いでいきます。
それでもいいですか?
変わるのは、一瞬です。
苦行を続ける必要はありません。
皆さんはいつ変わりますか?
ご興味ある方は、お問い合わせ下さい。こちらへ(オンラインでの個人セッションも可能です)