雨の少ない今年の梅雨ですが、今日は朝から雨が降っています。
なにか、たまっていたものが、洗い流されるかのような気持ちの良い朝です。
そんな雨音と鳥の声を聴きながら、今朝も瞑想をしました。
この瞑想、朝晩に行っていますが、4月下旬からはじめ2か月以上、毎日続いています。
僕としては、最長記録です。
じつは、この瞑想。
数年前より、いくつかの手法を試しては、三日坊主で終わっていました。
時々、「瞑想をやろう」と決意し、本など読んで始めるも、しばらくすると続かなくなる…
そんな繰り返し。
でも、4月下旬に、この瞑想を伝授され始めてから、自分でも驚くぐらい続いています。
もちろん、瞑想法の違いもあるのですが、
今回違うのは、
ちゃんとやろうとしないこと。
この瞑想を伝授されるときに言われたのが、
「日常の事を全部済ませてスッキリした状態で座ろうとか思ってませんか?」
思ってました!
そう、これは、以前のブログでも書きました学習を妨げるワナ
「ちゃんとやらなきゃ」にはまってました。
「ちゃんと日常の事を終えてから、寝る前に座ろう」
「朝、誰にも邪魔されない時間に座ろう。」
それは、長くは続かないですよね。
実際、今の瞑想は休みの日以外、行き帰りの通勤電車の中で行っています。
時には、寝不足の時は寝ちゃうこともあります。
でも、いいんです。
ちゃんとやらない。
以前は瞑想中も
「集中しなくちゃ」とか
「また余計な思考が入り込んでいる」とか
「いつになっても上達しない」とか思っていました。
でも最近の瞑想の僕の捉え方。
ただ、「1番身近な人と過ごす」ということ。
ついつい、我々は、日常の忙しさを理由にして自分に近い人、家族などとの会話をおろそかにしがちです。
でも、身近な人ほどその時間をとることは大事。
別に「今日は何の話をしよう」とか構える必要はない。
ただ、同じ時間を数十分でも共有するだけ。
無言でもいい…
何かを話し、聞いたら「そうなんだね」と受け容れる。
ちゃんとやらない…
そして、あなたにとって1番近い人は誰ですか?
家族?
友人?
……
それは、あなた自身です。
???
我々は日常、意識の声だけ聴いて行動しています。
頭で考え、行動している。
そんなつもりになっている。
でも、あなたの1番身近にいて、あなたをいつも見守り、守ってくれている存在。
それは、無意識を含めたあなた自身です。
会話してますか?
あなた自身と。
僕の瞑想は、そんな、いつもけなげに僕と一緒にいてくれて、守ってくれる自分自身と会話する時間です。
ほぼ、無言のときもあれば、ぼそっぼそっと何かを言うとき、時には、パワフルなメッセージをくれることもあります。
でも、それはあくまでも結果。
僕にとって、瞑想は、僕自身に心を開く貴重な時間です。
皆さんが家族との会話に結果を期待しないように、僕自身との会話に結果は期待しません。
ただ、一緒にいるだけ。
あなたは、今日、自分自身に何を話しますか?