「相手の目を通じて物をみることができたすれば、それはなんという奇跡だろうか?」
これは、クリープランドクリニックで作製された動画で、僕も共感のワークショップなどで、引用させて頂いています。
日本語訳のついたものをYou tubeで見かけました。
以前のブログ「他人の靴を履けますか?」でも、
他社の視座に立ってみることの重要性を紹介しました。
我々は、日々、たくさんの人に接します。
でも、ついつい限られた文脈の中の役割としてのみ、その人を評価・判断しがちです。
例えば、会議の席。
自分が一生懸命考えてきたプロジェクト。
目の前に座っている人を「賛成の人」「反対の人」という限られた役として限定しまいます。
そこには、その人が生きてきた数十年の人生は座っていません。
少なくとも、あなたの目には見えません。
そして、それは、あなたがとても熱心に行っている文脈で起こりがち。
一生懸命やればやるほど、視野は狭くなっていきます。
なぜなら、自分の意見と自分の存在を一体化してしまうから。
意見の否定=自分そのものの否定
と捉えてしまいます。
だから、必死に守ろうとする。
あなたのその意見、あなたの人生すべてですか?
あなたの前には、数十年の人生というストーリーを持った人が座っています。
それは、あなたにとってもかけがえのないリソースです。
そっと、その人生に耳を傾けて下さい。