4月から、僕自身も2年前に受講した講座のラーニングコーチという形で、参加させて頂いています。
その中での一コマ。
その講座では、受講生どおし、受講生とラーニングコーチの間で、付箋のやり取りをします。
その内容は、他の参加者の行為や態度で、気づいた事・感じた事を感謝としてメッセージを書き、渡すというものです。
当然、その人の「素敵な点・長所」として感じる所を書くことが多いのですが、本人も気づいていない点に感謝されると、新たな発見があり、より一層嬉しいものです。
そのやり取りの説明で、心に響いた事。
他者に対して気づく素晴らしい点は、実は、自分が持っているけど、自分では気づいていない素晴らしい点だったりします。
だから、気づくのです。
一方、他者に対して、イラッときたり反応してしまう点は、実は、自己の中の見ないようにしている部分だったりします。
後者は、以前から、自己の気づきとして、よく扱っています。
そのイラッとした部分から、自己の思い込みや信念を発見したりします。
でも、今回、響いたのは次の視点。
他者の素晴らしい点に気づく事は、自己の素晴らしい点を発見するのと同意義だと言う事。
そして、これは訓練できるのです。
自己は見えにくいものです。
「自分の素晴らしい点は?」と言われても、なかなか見つかりません。
だって、自分の素晴らしい点は、得てして、「それは、当然のこと」と思っているから。
だから、気づいていないのです。
自分にとって、当たり前の事・行為も他者からみれば、とんでもなく素晴らしい事だったりします。
だから、他者の素晴らしい点を見つけるのです。
それが、自己の発見にもつながるから。
あなたは、今日、目の前の人の素晴らしい点をいくつ見つけましたか?