3年前から、「医療の風通しを良くしたい」という想いから始めた医療マルチステークホルダー・ダイアログ。
それまでにあった医療の対話の場は、医療従事者主催であれ、市民主催であれ、その間には壁があったように感じてました。
医療従事者・非医療従事者関係なく、フラットの話せる場を創りたい、そんな想いから医療MSDはスタートし、毎回素敵な場を9回に渡り、開催できました。
そして、本当に様々なバックグラウンドの方々が参加して下さり、「ありえないつながり」がたくさん出来ました。
そのつながりがきっかけになって、いくつかのプロジェクトも生まれ、現在活動を拡げている方々もいます。
そして、そんな中、いくつかの課題ややるべき事も生まれてきました。
箇条書きで書くと、
- もっとマルチな人々に参加してもらいたい。
- ただ、話合う場なく、それぞれの自己の気づきの場であってほしい。
- 実際に、具体的な話をするには、事前の情報提供、またそれを解りやすく解説する講座などがあるといい。
- 机上だけでなく、実際の現場に足を運んで、肌で感じたい。
- 参加者が各々の現場に帰ったとき、話合いをすすめるサポートが必要。
医療MSDは、これから一歩、二歩、三歩踏み込んでいきます。
対話の場だけでなく、
- 今の複雑な医療構造はどうなっているのか?
- 医療・福祉を含めた政策はどうなっているのか?
- 我々がどのように医療に絡んでいけるのか?
- 本当に「市民中心」の医療とはどういうものなのか?
それらをオンライン講座、公開セミナー、様々な現場を訪れるラーニングジャーニー、リソースパーソンをお招きしての対話などを通じて、解りやすい情報提供とともに、皆で考えていきます。
そして、様々な対話を重ねながら、1年に1回、合宿で医療MSDを開催します。
そして、医療MSD以外にも医療をテーマにした様々な活動ともコラボしていきます。誰がやるかは関係ない。
皆のリソースを全て持ち寄り、医療4.0(市民中心のホリスティックな統合医療)を実現させます。
そのための最初の憧憬は、
2年後、自然豊かなある場所を医療について対話する人々で埋め尽くす対話の場を開催します。
そこから生まれる繋がりは、日本の医療のパラダイムを変えることになると思います。
まずは、9/16~18の医療MSD@清里2017(詳細はこちら)は、キックオフです。
何かがザワッと来た方、ぜひ、清里の風に吹かれにきてください。